tadashi blog Written by tadashi_sato

シンギュラリティが起こる前にすべきこと

人生

「シンギュラリティが起こり、人類が滅亡してしまう」
というようなことを1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「シンギュラリティ」について言及しながら、
これからの未来について私達が心がけておくべきことを解説していきます。

✔︎本記事の内容
1、シンギュラリティ(技術的特異点)
2、人工知能の脅威
3、シンギュラリティが起こる前に

1、シンギュラリティ(または技術的特異点)

1.1 シンギュラリティとは?

そもそもシンギュラリティ(または技術的特異点)とは?

・「シンギュラリティ」
未来学上の概念であり、人工知能自身が「人類に代わって文明の進歩の主役」になる時点のこと

人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士はこれからの未来を次のように提唱しています。

「2029年にAIが人間並みの知能を備えることになる。そして、2045年までに人間と人工知能の能力が逆転し人間を超えてしまう。」

現在、2020年なので後10年もすれば人間と同じくらいの能力をロボットなどの人工知能が持ってしまいます。

一般的に科学技術の進化のスピードは、収穫加速の法則にしたがって次のような指数関数的なグラフになると言われています

(引用:シンギュラリティ(Singularity:技術的特異点とは?))

科学技術は未来に向かって止まることなく、驚異的なスピードで変化しています。

しかも、上記のグラフからも分かるように今日(2020年)にわたるここ数十年の間に知覚、認識、問題解決能力、感情、知能といったあらゆる分野で人間の能力を超越しつつあります。

1.2 コールセンターの無人化(音声認識)

私たちは買った商品に不具合があったり銀行のカードを無くしてしまった時などコールセンターに問い合わせを1度はしたことがあると思います。

人間に代わって人工知能(ロボットや機械)があらかじめ登録しておいたアルゴリズムにしたがって応答するようになります。

LINEようなチャットボットでロボットと会話したこともあるのではないでしょうか。

1.3 レジの無人化(画像認識)

出勤する朝方やご飯を食べる昼頃など会計を済ませるだけで時間がすごくかかってしまうことがありますよね。

未来のような店舗では、自分が手に取った商品を人工知能(ロボットやカメラ)が勝手に認識し、会計をしてくれレジに並ぶ必要がありません。

1.4 パラダイムシフトの転換点

もう少し時代を遡って見ていきたいと思います。以下に、パラダイムシフトの転換点について示してます。

(シンギュラリティは近い 人類が生命を超越するとき [ レイ・カーツワイル ] pp.612)

パラダイムの誕生

次に移り変わるまでの年数

ホモ・サピエンス

200000

ホモ・サピエンス・サピエンス

75000

絵画、初期の都市

15000

農業

5000

文字・車輪

2490

都市国家

1960

印刷・実験的手法

325

産業革命

95

電話・電気・ラジオ

65

コンピュータ

38

パーソナル・コンピュータ

14

1800年頃に産業革命が始まって以降、短いスパンで変化しています。

ここ100年の間に、3種の神器といわれる冷蔵庫、テレビ、洗濯機やエアコン、自動車、飛行機、コンビニなど非常に多くのモノが産まれてきました。

また、ここ約10年の間にスマートフォンが一気に普及し、1人1台は持ってて当然という風潮になっています。

自分の居場所を瞬時に把握しながら目的地を探し出したり、気になったり知りたくなった情報をすぐに調べることができます。

ただ、ここ20、30年の間に科学技術が恐ろしいスピードで発達していったため、私たちの意識の変革がそれに追いついていません。

1983年にインターネット、通信が誕生して以来、わざわざ物理的に会いたい相手や場所に足を運ばなくても、意思疎通が図れるようになりました。

そして、インターネット、通信を通して、情報を送り合うことができ、一気に人々のコミュニケーションが活発になってしまいました。

2、人工知能の脅威

人工知能が高度に発達していき、最悪の場合人類が滅亡してしまう可能性もあります。

人工知能がさまざまな兵器の開発に応用され、兵器そのものに取り入れられてしまうかもしれない状況下で、全生命の生存の危機につながってしまいかねません。

このままの流れでは、人類が絶滅してしまうかもしれません。

3、シンギュラリティが起こる前に

ICT(情報通信技術)革命によって、直近わずか40年間に起こった社会の変化は、25万年前に人類が誕生してから起こった変化のすべてを大きく上回るものです。

人々の価値観や意識が大きく変革していく前に、科学技術が発展しすぎているように思います。

そのため、シンギュラリティが起きるまでに、私たち1人1人がもう1度自分自身について考えを改めるべきではないでしょうか。

自分を育ててくれた親、一緒に人生を歩んできた友人や友達、今いる周りの人達に感謝の念を持ちながら、「今」という瞬間を大切にしながら生きてはどうでしょうか?

【補足】オススメの本

・7つの習慣 人格主義の回復

全世界4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番で、20世紀にもっとも影響を与えたビジネス書の1位に輝いてます。私が思い悩んでいた10数年間の間、人間関係でつまづいたときに、本書に立ち戻って、自分のどこがいけないのか見つめ直すきっかけになっていました。誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律など、人格を高めることが人生を豊かなものにします。自分の運命を自分で切り開くためのアドバイスが分かりやすく書かれており、1度みなさんも手にとってみてはどうでしょうか?