ありのままの自分を愛していますか?
あなたは学校や職場や親との人間関係に悩んでいませんか?
自分と価値観が異なっている人とそりが合わずに苦しみ、途方にくれている人も多いはずです。
本当の「自分の姿」はどのような姿なのか自問自答を繰り返していませんか?
多くの人々と関わり生きていく上での考え方や解決策などが「自分のうけいれ方(愛蔵版)【電子書籍】[ 加藤諦三 ]」の本で詳しくまとめられています。
1、自分を理解してくれる友人、仲間、恋人の大切さについて

人々は言葉を交わしながらお互いに信頼関係を築き上げていく。
自分と価値観が違った人とは簡単にすぐに理解し合えないことも多いはずです。
誰からにも好かれて自分を認めて欲しいと考えるのは完璧主義といい、人間である以上それは不可能に近い。
価値観が合いつつお互いを理解し信頼できる友人、仲間、恋人がたくさんいますか?
自分が好きで理解し合える友人、仲間、恋人は、悩んでいるあなたを見て、ありのままのあなたは価値があるのにと思っている。
自分を嫌い憎らしく思う人は逆にありのままのあなたには価値がないと言う。
そしてあなたは自分を嫌う人の言うことを信じた。
その結果、自己蔑視してひねくれて意地悪な、本当に価値がない人間になってしまいつつあるのである。
2、なぜ「ありのままの自分」に自信が持てないのか.

自分を嫌い憎らしく思う人は、ありのままのあなたに価値がないと言って、あなたをいじめることで、傷ついた自分の心を癒しているのだ。
それはあなたにありのままの自分には価値があるのに、価値がないと思わせた人たちである。
そしてありのままの自分には価値がない、と思い込んだままで自分に対して間違った評価を持たざるをえなかったのである。
どこかの段階で、ありのままの自分には価値がないと錯覚をした。
それが間違った思いこみであることを誰も教えてくれなかった。
つまり、不幸なことに、悩んでいる人は「ありのままの自分に価値がある」と励ましてくれる人に出会わなかったのである。
3、真に良質な人間関係を築き上げる方法.

現状に嘆きながら「悔しい、あいつのようになりたい」と思っている人は本当に信頼をおける友人、仲間、恋人がいない、もしくは非常に少ないのである。
自分を受けいれられない人は親しい仲間がいない。
自分の運命を受けいれられない人は、仲間が悪い。心の底では孤独である。どんなに友達がたくさんいるふりをしても孤独なのである。
<真に良質な人間関係の築き上げる解決方法>
・今の自分は不幸であり、「自分の人生は辛い」と見栄を張らずに素直に認めることが最優先するべきことである。ありのままの「辛い自分」を現実に即して認める事である。
・自分の人生が「何かうまくいかないな!」と思った時には、まず、「自分は何を無理しているのだろう」と考えることである。
・自分の文化を変え環境を変える。
・自分を理解してくれる友達を選ぶ。探す。
自分が辛いと認めると、この先どうしようもなく絶望感に駆られ、現実を逃避したくなるかもしれない。ただ、そのときが案外重要であり、そう思いながら次に踏み出そうとしている一歩が本来の自分が求めている場所や環境であったりするものである。そして、そこに順応してくれた人が真に自分を支えてくれる友人、仲間、恋人であったりする。

(加藤諦三 自分のうけいれ方(愛蔵版)PHP研究所 pp.895)

(加藤諦三 自分のうけいれ方(愛蔵版)PHP研究所 pp.1050)
4、生んでくれた親について

親に与えられた心を「いかにして自分の心にするか?」。それが生きることだ。

(加藤諦三 自分のうけいれ方(愛蔵版)PHP研究所 pp.1499)