ITエンジニアに向いている人。どんな人が多いか。
私は新卒入社でシステムエンジニアとして働いておりました。
パソコンにひたすら座っていて、人と関わることが少ないイメージがあったのでITエンジニアを選びました。
実際に、ITエンジニアに向いている人の特徴についてまとめました。
1 ITエンジニアに向いている人

1.1 思慮深く温厚な人
割と物静かで落ち着いている人が多いです。
体育会系より文化系の職場の方が多いようで大人しい性格の方が多いです。
パソコンに向かって黙々と作業することが多いです。
1人で地道に作業を繰り返しながらコツコツ少しずつものづくりをしていくことに喜びを見出させる人が向いているでしょう。
1.2 粘り強く諦めない力がある人
システムを作り上げるためにプログラムを書き上げていきます。
ちょっとしたミス(例、半角スペースと全角スペースの区別をしていないなど)でシステムに不具合がよく起きます。
バグやエラーを引き起こすことが非常に多く、予期せぬトラブルはつきものです。
システムにエラーが起きた際に、原因を解明するために途中で投げ出すことなく最後までやりきる力が試されます。
根気強くシステムが改善するまで粘り強く諦めない力が求められるでしょう。
1.3 論理的に考えれる人
プログラムを作り上げていくには大きく決まったルールが存在します。
きちんと物事を順序立てて説明することが得意で、
ものごとの原因や理由を突き詰める習慣がある人が向いているでしょう。
1.4 そこそこ協調性がある人。また、相手の意見を汲み取れる人。
パソコンに向かって黙々と作業する時間が多いですが、システムを構築していく上で、様々な特性をもつエンジニアとともにチームとして作業を進めていかなければいけません。
お互いの役割を理解しながら助け合いながらチーム一丸となって対応にあたる必要があります。
また、経験を積んでいくとシステムに馴染みの薄いお客さんと話し合いながら仕事を進めていく必要があります。
お客さんの会話や文章から必要としているニーズを汲み取り、物事を理解して自分の言葉で表現していく力が求められます。
1.5 勉強家。向上心が強い人。
ITの技術はめざましいスピードで成長しています。
そのため、ニュースなどで新しいIT技術のことを目にしたら、自分なりに掘り下げて調べ、いろいろなところにアンテナを貼りながら新しいことを学び続けることが必要とされます。
プログラミング言語や、設計書を書く技術など、キャリアアップに応じたスキルを学び続けながら向上心をもち勉強していく姿勢が望まれます。
2 ITエンジニアのまとめ

ITに関する技術や知識を持っていない人はシステムエンジニアに向いてないのかというと、そんなことはありません。
もともと持っている知識以上に、新しい知識を身に付ける努力がシステムエンジニアには求められるからです。
私も大学で半年間プログラミングの授業を受講したことがあるものの、新卒入社で社会人になったときにITの知識はほぼゼロでした。
同期の友達も入社してからプログラミング言語の勉強を始めた人がほとんどでした。
ほとんどの企業で、研修で1から鍛え上げるところが多いようで、
入社後も継続して真摯にプログラミング知識や技術を習得することの方が重要視しているように思いました。
また、私が新人の頃、本やインターネットを通して勉強することが研修の一部になっておりました。