【無理しない生き方】HSPに向いているおすすめの仕事33選

転職を検討しているHSP気質の会社員「もっと自分らしく生き生きとしながらできる仕事を知りたい。」
こんな悩みにお答えします。
HSPは生まれつきの気質で無理に克服するべきものではありません。無理に克服しようとしてしまい、過度なストレスがかかりうつ病になってしまうこともよくあります。
本記事では、HSPに向いているおすすめの仕事33選から、仕事を探す際の手順やHSPに向いていない仕事を解説しています。HSP気質を強みにしながら働ける仕事を探している方は必見です。
本記事の内容
- HSPに向いているおすすめの仕事33選
- HSP気質の人が仕事を探す2つの方法
この記事を書いている私はHSPで、日々生きづらさを感じております。サラリーマンとして2年3ヶ月働きましたが、環境や人間関係に悩まされていました。自由に自分らしく生きれるフリーランスとして、現在活動しております。
・HSPに向いているおすすめの仕事33選

・HSP(Highly Sensitive Person)とは?
HSPは「Highly Sensitive Person」の頭文字をとった言葉で、感受性が強く、敏感な気質を持った、とても繊細な人を意味します。HSPは先天的なものとされており、生まれながらそなわった気質と言われています。
人口の15~20%がHSP気質を持っているとされています。そのため、HSP気質を持った人々の中に、生きづらさを感じやすい人が多くいます。
HSPの勘違い
HSPは、1990年代にアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士によって提唱された比較的新しい定義です。HSPは「人の性質」を意味しており、病気や障害を指す言葉ではありません。
・HSPの4つの特徴
HSPは、下記の「DOES」という4つの特徴をすべて持っている人と定義されています。
- D(Depth of processing):考え方が複雑で、深く考えて行動する。
- O(Overstimulation):刺激に敏感で疲れやすい
- E(Empathy and emotional responsiveness):他人の気持ちに共感しやすい。また、振り回されやすい。
- S(Sensitivity to subtleties):あらゆる感覚が鋭い
さっそく、具体的に見ていきましょう。
1.D(Depth of processing):考え方が複雑で、深く考えて行動する。
HSPは人よりも多くのことに気づくため、1を聞いて10のことを想像することができます。そのため、うわべだけの言葉やお世辞を簡単に見抜いてしまいます。
また、物事を俯瞰しながらさまざまなことを考えるため、行動するのに時間がかかってしまいます。
2.O(Overstimulation):刺激に敏感で疲れやすい
HSPの人は物音を敏感に感じやすく、大きな音や人混みが得意でありません。
また、人の言葉に敏感で感受性が強いため、些細な言葉で傷つきやすい傾向があります。
3.E(Empathy and emotional responsiveness):他人の気持ちに共感しやすい。また、振り回されやすい。
HSPの人は人の気持ちを読み取る能力が人一倍優れています。人のちょっとした仕草を敏感に感じ、相手の機嫌がわかります。
4.S(Sensitivity to subtleties):感覚が優れている
HSPの人は五感が鋭く、あらゆるものに反応しがちです。時計の音が気になったり、タバコの匂いが気になったりと、他の人より感覚が優れています。
・HSPを無理に克服する必要はない。
HSPは人間が生まれながらに持った気質です。そのため、無理に克服しようと考え、苦手な環境に飛び込んで、仕事をしたとしても改善されません。
なぜなら、薬やカウンセリングで治るようなものでないからです。
厳しいことを言いますが、自分がHSPであることを受け止めることから、始める必要があります。こういった「自己受容」
を通して、自分のいるべき正しい場所や活躍できる場所を見つけることができます。
とはいえ、HSPは場所を選べば、無限大に活躍できます。
HSPの強み
- 共感力が高い
- 一つのことを深く考えることに優れている
- 細かいところに気づけ、丁寧に仕事ができる
- コツコツと前向きに努力する
HSPの強みを上記に簡単にあげました。
例えば、カウンセラーや相談員で高い共感力を活かせるなど、HSPが発揮できる仕事は多いです。
HSPを強みとして捉えながら、生きていくと楽に、自分らしく生きていけます。そういった観点から、具体的にお仕事を紹介させていただきます。
・hspが向いている33の仕事

下記にジャンルごとにまとめました。
- IT、WEB関連の仕事:システムエンジニア/プログラマー/WEBライター/WEBデザイナー/ブロガーなど
- クリエイティブ系(創造的)な仕事:動画編集者・制作者/イラストレーター/デザイナー/カメラマンなど
- 人を癒す仕事:心理カウンセラー/臨床心理士/整体師/マッサージ師など
- 在宅で働ける仕事:WEBライター/動画編集者・製作者/WEBデザイナー/プログラマーなど
- 人と関わりが少ない仕事:図書館司書/清掃員/工場作業員/倉庫作業員など
では、さっそく具体的に見ていきましょう。
・IT、WEB関連の仕事
具体的に、下記の仕事があります。
- システムエンジニア
- プログラマー
- インフラエンジニア
- WEBライター
- WEBデザイナー
- ブロガー(←私)
仕事が丁寧で、ひとつのことを深く追求することが得意なHSPの人に向いています。
近年、IT、WEB系の仕事は需要が増してきています。理由は、人工知能が発展してきており、科学技術が日常生活に大きく溶け込んできているからです。
IT、WEB関連の仕事は、手に職がつけられ、スキルが身についていきます。経験を積んでいくと、独立して仕事をすることも可能になるため、おすすめです。
・クリエイティブ系(創造的)な仕事
具体的に、下記の仕事があります。
- 動画編集者・制作者
- イラストレーター
- デザイナー
- ハンドメイド作家
- 小説家
- 俳優
- ミュージシャン
- カメラマン
発想力や感受性が豊かなHSPの人に向いています。
クリエイティブな仕事は敷居が高いと感じられる方も多いと思います。しかし、近年、YouTubeの動画編集やNFTを描くイラストレーターなど、活躍できる幅が増えてきています。
SNSで情報を発信したり、メルカリやフリマアプリで実際に販売したりするなど小さなことから挑戦してみましょう。
・人を癒す仕事
具体的に、下記の仕事があります。
- 心理カウンセラー
- 臨床心理士
- 整体師
- マッサージ師
- 鍼灸師
- セラピスト
- コーチング
相手の立場になって、共感することが得意なHSPの人に向いています。
これらの職業は資格が必要なものが多くあります。すぐにこれらの職業になれないのが難点です。
とはいえ、資格をとってしまえば、安定して仕事を請けやすくなります。資格をとるまでが大変ですが、負けずに頑張っていきましょう。
・在宅で働ける仕事
具体的に、下記の仕事があります。
- WEBライター
- 動画編集者・製作者
- WEBデザイナー
- プログラマー
- ブロガー
人と関わることで疲れが出やすいHSPの人に向いています。
コロナウイルスの影響で、リモートワークが主流になってきました。以前までは、下記のクラウドソーシングで仕事を請けることが多かったです。
- クラウドワークス
- ココナラ
しかし、企業に勤めながらも在宅勤務を推奨している企業も増えてきています。実際に、下記で求人内容をチェックしてみてください。
»参考記事:
・人と関わりが少ない仕事
具体的に、下記の仕事があります。
- 図書館司書
- 清掃員
- 工場作業員
- 倉庫作業員
- 警備員
- 新聞配達
- ドライバー
人と接することに苦手意識があるHSPに向いています。
私も一時期、人と関わらないで仕事をしたかったので、工場作業員や倉庫作業員などに応募していたことがありました。
仕事をキチンとやりたいが人を相手にするのはしんどいという方にオススメです!
・HSPが仕事をする上の注意点

上記のように、HSP気質の人が発揮できる職業は多くあります。
仕事をする上で、最も重要な1つに職場の環境(人間関係)
があげられます。これを会社に入社する前に、確認できることが1番望ましいです。
例えば、下記のような方法で確認できます。
- 説明会に行った際に、職場状況を観察する。
- 説明会の人事の雰囲気から会社状況を漠然と理解する。
とはいえ、今日のシステム上入社前にこれらのことを把握することが簡単なことではありません。そこで、少なくとも自分の悩みの対処方法をもっておくといいかもしれません。
下記のような方法があります。
- 自分の時間を作る。
- 自分の本音を言語化する。
- HSPの友達と交流する。
順に見ていきましょう。
・自分の時間を作る。
1人で楽しむ時間を作ることが重要です。なぜなら、HSP気質の人はストレスや不安が感じやすい傾向があるからです。また、HSP気質の人はじっくり考え、相手の裏の裏まで考察してしまいがちだからです。
例えば、心が疲れている時は、好きな音楽を聞いたり、ゆっくり食事をしたり、適度に体を動かしたりする方法があります。自分に合ったストレス解消方法を探しながら取り組んでいきましょう。
・自分の本音を言語化する。
自分が何を考えているか実際に紙などに書いて言語化をしましょう。なぜなら、HSPの人は自分の感情と他人の感情がごっちゃになりがちなので、本当の自分の感情を顧みることが必要だからです。
HSPの人は自分軸を持って、本当に自分がしたいことを言葉にすることが得意ではありません。
そのため、例えば、日記やブログなどで自分の気持ちを書いて自分の感情を確認するといいかもしれません。
自分のことをもっと大切にしてあげて、もっと自分らしく生きれるように、本当の自分に寄り添ってあげてください。
・HSPの友達と交流する。
HSPの交流会に参加して、理解し合える仲間を作っておくと、心が和みます。
HSPの人は、なかなか周りに理解されづらいため、生きづらさを抱えてしまいがちです。自分と似た気質を持った人と悩みを話し合うことで、ストレス発散もできます。
HSP交流会はよく開催されているので、思い切って参加してみるといいかもしれません。
・正社員だけがすべてでない。

正社員で働くことだけが立派なことでありません。
私は、他の人と協力して働くスタイルが本当にダメでした。理由は、自分のペースで1人で仕事を進めていきたかったからです。
例えば、下記の働き方があります。
- フリーランス
- 派遣社員、アルバイト
上記は、組織に属さず1人で生きる生き方、働き方です。そして、フリーランスや、ましてや派遣社員やアルバイトで生活することは不安定になり、世間からの評価も低いです。
とはいえ、世間からの評価は、人間が作り上げている幻想です。そこまで、他人の見え方は重要じゃないように感じてます。
世間からの評価が低かったとしても、自分の健康に害悪はありません。そして、お金の面では、むしろフリーランスになると年収が100から200万円アップします。
ただ、親から認められなかったり、フリーランスのような働き方に理解してくれる人しか周囲に集まらなくなるだけです。
会社員から独立すると、本当に自分を大切にし自分らしく生き生き生活することができますよ。
・HSP気質の人が仕事を探す2つの方法。

- 自己分析→転職サイトに応募する。
- 転職エージェントを使って、プロと一緒に転職を進めていく。
具体的に見ていきましょう。
・自己分析→転職サイトに応募する。
自分自身のことをよく知ることが大切です。自分のこれまでの経験を洗い出し、転職に活かしましょう。
具体的に、下記のサイトがおすすめです。
- パソナ
- リクナビ
- マイナビ
補足、自分の強みを活かす仕事を探すこと
HSP気質の人は仕事を通して、無理に自分の欠点を克服する必要はありません。なぜなら、HSPは生まれながらに持った気質であり、そう簡単に変えれるものではないからです。
実際に、私も、苦手な環境に何度も飛び込んで克服しようと試みましたが、むしろ二次障害
が出てしまいました。自分の強みに磨きをかける視点を持って、仕事探しに取り組むと良いでしょう。
・転職エージェントを使って、プロと一緒に転職を進めていく。
第三者から客観的なアドバイスをもらいながら転職を進める方が自分に合った仕事を見つけやすくなります。なぜなら、他人(プロ)の意見を聞くと、自分では想像しない考え方を得られるからです。
具体例、例えば、下記の大手の転職エージェントがおすすめです。
大手の転職エージェント
- doda
- マイナビエージェント
- レバテックキャリア(IT、エンジニア転職に強いです。)
もっと自分を大切にしてあげてください。
HSPの人に向いている仕事は下記のとおりです。
- IT、WEB関連の仕事:システムエンジニア/プログラマー/WEBライター/WEBデザイナー/ブロガーなど
- クリエイティブ系(創造的)な仕事:動画編集者・制作者/イラストレーター/デザイナー/カメラマンなど
- 人を癒す仕事:心理カウンセラー/臨床心理士/整体師/マッサージ師など
- 在宅で働ける仕事:WEBライター/動画編集者・製作者/WEBデザイナー/プログラマーなど
- 人と関わりが少ない仕事:図書館司書/清掃員/工場作業員/倉庫作業員など
今の現状を打破するために、周囲の環境が良くないという視点も大切です。
なぜなら、HSPの人は自分を責めやすい傾向があるからです。もっと自分を甘やかしてあげるべきですよ。
転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、興味ある案件に応募するだけです。特に、転職エージェントを使うと、プロの人が転職のアドバイスをしてくれるのでおすすめです。どのサイトも登録は5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
大手の転職サイト
- パソナ
- リクナビ
- マイナビ
大手の転職エージェント
- doda
- マイナビエージェント
- レバテックキャリア(IT、エンジニア転職に強いです。)